まーしー工房

思ったことをTwitterの延長として書きます

練習方法について

練習方法について書いてみます。

おかげさまでセッション会で「どやって練習してるの?」と質問してもらえる機会があって本当嬉しい限りです。

 

ただ、音楽歴の記事で書いた通りとりあえず楽器それぞれ歴が長いので、

今の演奏スキルは単純に触ってた期間の長さによってできた基礎のおかげで

複数パートを10曲以上も覚えたりできるわけです。

後半に最近の練習方法を書くのでまずは前提から聞いてもらえると嬉しいです。

 

 

今でこそ難なく綺麗にギターは弾けるしベースのスラップもできるしドラムの速いダブルも踏めるけど

突然、始めたての頃は何にも出来なかったです。

WANIMAがやってみようの曲で歌ってる通り「誰でも最初は初心者なんだから」です。

 

一人で楽器始めると、一般的に仲間がいないことや演奏の機会がないことでモチベが維持できず挫折に陥りがちなもの。

実際、知り合いの中に「Fコードで挫折した」「8ビートが叩けず挫折した」という人、少なくとも一人は出会ったことあると思います。

 

じゃあどうやって練習のモチベを維持したかというといくつかポイントがあります。

①入り口となった音楽の簡単さ

②頑張りたくない性格

③楽器友達、バンドメンバーがいない

 

一つめは入り口にした音楽のハードルの低さです。

おそらく最初にXやハイスタを弾こうとしたら間違いなく挫折していた。

簡単に口ずさめるシンプルなフレーズや簡単に押さえられるコード、速くないテンポの曲が中心のベンチャーズビートルズBUMPが主で、簡単なところだけを弾いていた。

ちょっとだけ頑張れば弾けるレベルだったから、ちょっとだけ弾いて満足して終わり、翌日続きをちょっと弾いて終わり。これの繰り返しだったと振り返ります。

 

 

次に「頑張りたくない性格」

楽器覚えるのってめっちゃがんばらないといけないイメージお持ちの方いるかもしれませんが、

「楽しんでれば勝手に上手くなる」といろんな人に言いまくってます。

始めたての頃にはがんばった記憶はほぼありません。全部その時好きになった音楽を夢中で弾いていただけ。

 

ただし、大学の軽音部だったりバンド組んでからは必死に練習した時期もあったのはありました。

実際ストイックに練習してた方が上達はしたけどしんどかったから始めたての頃にやると多分挫折したかも。

 

「がんばる」「がんばらない」の境界線はあいまいでは表現しにくいけど

「がんばってる」と判断するポイントは「手が痛くなる」「弾く気が失せる」かと思います。

さすがに弾く気失せるレベルはやりすぎ。頭が無意識レベルで「もうおなかいっぱいだよ」と反応してるサインです。

この状態で弾こうとすると拒絶反応に近くなって上達しなくなるらしいです。

実際、無理にやってた時期は弾けば弾くほど上達しなくて自信なくしがちでした。

 

あと、「手が痛くなる」は本当に重要なポイントです。

手が痛い時は下記のように対処してました。

最初は普通に弾けていたけどだんだん疲れて手が痛くなってくるようならスタミナ切れなのでそこで終了です。

たんぱく質とって筋肉休めたら23日後楽に弾けるようになります。(筋トレと同じ)

弾き始めてすぐ手が痛くなるのはフォームがおかしい場合です。手にとって無理な姿勢なので工夫して変えた方がいいです。

僕はいかに楽に弾くかだけを考えて「弾けないならフォーム変える、上手くいったフォームを探す」を繰り返す。

ぱっとみ弾けないけどフォームとポジション変えたらすぐ弾けたというのも多かったです。

その形が、教本に載ってたり動画でギター教室の先生がこれが正しいよと教えるフォームに近かったので、正しいフォームとは「多くの人がやっても無理のないフォーム」なのかなと思いました。

 

ストイックにスポーツする人とか筋トレガチ勢な人とかはしんどくなってからが本番と言われますが、

楽器でも何でもそれで上手くなるかどうかは個人差があります。

僕は本当にメンタル弱くストイックさと正反対な性格だったので、弾けるとこだけ弾いて満足で、

ちょっとでも辛さを感じたらすぐ辞めて、次の日か長ければ一週間後とかに弾いてました。

 

後から思えばそれが一番自分にとって丁度よかったと思います。

「気持ちよく弾けるレベルで終えて次の日続きを弾く」はおすすめです。

 

 

最後の「友達いない」に関しては一見ネガティブな要素のように見えますが、おそらくこれが一番効いたと思ってます。

確かに友達いなくてバンドできず寂しい思いをしていたのは間違いないですが、だからこそ人より上手い演奏ができるようになって一目置かれたい、モテたい、メンバー誘われたい、と熱を持って練習したのは良いモチベだったと思います。

(ただ楽器スキルだけでは何もならず結局コミュ力ないと意味ねぇなと何年か前に気づきました)

 

さらに、メンバーがいないことで練習を「しなきゃいけない」、曲を「覚えなきゃいけない」という義務感がないので自分のペースでのんびりやれたこと、

周りのバンドマンがいないことで、めっちゃ上手い奴と自分を比べて「俺下手だ勝てねぇ」と卑下することもなかった。

これが本当に幸いしたと思います。

もしかしたら楽器始めたての段階で京都大作戦セッションに参加したら、「あんな上手い人達と演奏するとか無理やん俺向いてないかも」と行かなくなった可能性が高いです。コミュ障だからライブハウスで孤立しそうだし。

 

初めてバンド組んでライブハウス出たのがそこそこ技量持った状態だったのでメンタルが傷付くことはほぼなく、

純粋にメンバーいる喜びを味わうことができました。

 

友達いないというネガティブな環境も裏をかえせば「マイペースにやれる」というメリットにもつながります。

マイペースというのは本当に自分には大事です。あまり人から指図されたくない。

勉強しようとは思ってる段階で親に「勉強しろ!」と言われたらヤル気なくす典型的な奴です。

 

ただし、人によっては仲間がいた方がモチベ維持できる、一人だと孤独で続かないという人もいると思うので特異なケースかもしれません。

ライブとかセッション会で「こんな上手い人達と比べて自分は」と思うようでしたら周りを考えずにとにかくマイペースにやるのをおすすめします。

経験値のある人から見ても初心者を責める人はほぼいません。

上手い人から見る初心者の見え方についてはまたそのうち書きたいと思います。

 

 

 

ここまで書いてようやく練習スタイルについてです。

 

最近パターン化してきたやり方は、

1)やる曲のプレイリスト作成(追加エントリの都度増やす)

2)リピートで聴いて覚える

3)時間ある時に耳コピ

4)2,3日に一回プレイリスト1ターン分ほど弾く

5)プレイリストの曲全部通して弾く、をなるべく毎日やる

の流れです。

ドラムの場合は練習パッドでリズム感とフレーズおさらいして1週間前に2時間個人練1回のみとかが多いです。

 

本番が2ヶ月先であろうが、演奏するのが決まってる曲は先手先手で覚えていくと、本番までの期間で弾く回数が増えるし、回数が増えればバッチリ定着します。

後から追加で曲が増えたとしても先に覚えた曲は定着してるのでゴッチャになりにくいです。

 

受験勉強でも何でも、「1日に多く練習するよりなるべく毎日ちょっと練習する方が効果的」というのは本当に効果あります。

だいたい1日に弾く時間は15分~30分です。(曲数が増えるとプレイリストの長さ分増えます)

 

 

 

「忙しくてなかなか練習できない」と仰る方がよくいますが、単純に優先順位と弾くこと自体の価値の違いだと思います。

 

ここからがこの記事で一番伝えたいポイントです。

僕の場合、テレビやYouTubeを見る、スマホゲームする等他の趣味がほとんどないことと弾くこと自体が普段の生活の中で何よりも楽しいし癒しの時間になっています。

それくらいの存在なら部屋で空き時間があれば勝手にギターに手が伸びます。

 

あとは「セッション会で目立ちたい」「友達と良い演奏したい」「演奏後謝らなくていいようにしたい」「単純にモテたい」などの動機がいろいろあります。

自分自身に自信がない、仕事上手くいかなくて上司に怒られる、など普段の生活でネガティブな気持ちがあるなら、簡単なフレーズであれギター弾けることで俺にもまだ価値あるな、と感じられます。

なおかつ本番でカッコよく弾けてみんなに褒められれば次の本番が楽しみすぎて平日耐えられるかもしれない。

 

そうなれば義務感ではなく癒しが欲しいなと自然と手が伸びるかもしれない。

仕事から帰ってきてシャワー浴びるまでの時間に15分だけ弾くかもしれない。

 

(さすがに、毎日残業しまくりで帰りが終電近くになっちゃうという方は生活が優先なので多分楽器云々の前に仕事変えた方いいと思います。)

 

 

日々の生活の一部に楽器を触る機会を組み込むことができて、触る時間が他の趣味よりも楽しく癒しにすることができれば、特別な練習なんかしなくても数ヶ月後には自然と上手くなります。

 

教本やYouTubeなど、上手くなる情報は山ほどありますが、結局「なにを弾くか」よりも「どう感じながら弾くか」が上達に大きく影響すると思います。

「弾かなきゃいけない」「練習しなきゃいけない」よりも「弾きたい」「カッコよく弾きたい」の方が練習に良さそうなのは想像に難くないはずです。

 

 

 

いろいろ書きましたが、オススメしたい練習のポイントをまとめると

◯がんばらず、楽しみながらマイペースにやる

◯本番で楽しく弾けるのを想像する

◯弾くこと自体が癒しになる

◯1日に長くではなく、細かく頻繁に触る

◯いつ弾いても「弾いてる自分かっこいい!」と思う

 

あくまで個人のやり方なので、必ずしも上手くいくとは限りませんが

楽しさ第一で考えればいいと思います。

別に楽器弾けることが生きることに必須かと言われれば別に弾けなくても生活はできるし、極端な話音楽はなくても人は生きてはいけます。

ただその中でも充実させるための手段として楽器はあるので、

せっかく触るならより楽しく、

より思い出になる機会のために少しでも役立ててもらえれば嬉しいです。